単一的なつくりの家が立ち並ぶ。どれも外装には装飾らしいものはほとんどない。住居者の名前を記したものもない。あるのは、味気ない数字を記した標識だけで、これがそれぞれの家の番を示している。
南アフリカ共和国、ヨハネスブルグ郊外に位置するタウンシップのひとつ、このシャープビルの一区画に、僕はしばらく居候させてもらっていた。それでも、家の概観の味気なさとは裏腹に、ここには安心できるような何かがあったし、第二の故郷と言うべきものがあるなら、もしかしたらここかもしれないとさえ思った。
2007年02月19日 23:37
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