ルワンダ紀行 (3) - 夢うつつのラマダーン明け
- 夢うつつのラマダーン明け - 2005.11.03
キガリの朝。まだ身体にだるさが残る。
朝食を口にしする。昨日の朝食以来のひさしぶりの食事。それからまた横になり、ひたすら例の不味い黄色の液体を摂取する。昼前に一度だけ下痢。それから周辺を少し散歩する。
雨が降ってきたので、部屋に舞い戻る。そう、今はルワンダにおける雨季なのだ。少し雨の様子を見ていたが、降りやみそうにないので、レインジャケットを着込んで、雨の中、病院へと行く。
昨日指示されていた時間よりも少し遅れての来院となってしまった。「昨日に比べると、だいぶ良くなったよ。」と医師とナースに伝えると、彼らはにっこり微笑んで言った。
「グッドニュース!」
そうだな。うん、だいぶいいよ。
夕方になっても、多少のダルさはあったけれど、熱はたいしてないようだし、明日の朝の状態次第ではここを出よう!次なる地へ、また歩を進めよう。少しずつであっても、また一歩ずつ歩き出そう。
午後5時頃、半端な時間だけどわずかに食欲を感じたので、目に付いた食堂に入り、食事をとる。大丈夫、食べられる。食欲も戻ってきた。たとえ少しずつであっても。
道路脇の露天でリンゴをいくつかと無花果のようなフルーツをひとつ買って、部屋に戻ってからゆっくりと食べる。モスクからお祈りがきこえてきて、音は頭の中をゆっくりと泳いでゆく。
それから、宿の外に座っている男たちの隣に腰をおろす。人々が、特に子供たちが嬉しそうに通りを行き来する。子供たちの手には、綺麗にラッピングされたプレゼントが握られている。今日は、ラマダーン明けのお祭り、Eid Al-Fitrなのだ。
男たちが子供たちをにこやかに眺めるわきで、僕は重い頭を抱えながらも、ちょっと幸福を分けてもらった気分に浸っていた。
【バックナンバー】
・ルワンダ紀行 (1) - はじまりの日 ルワンダ上陸 -
・ルワンダ紀行 (2) - 不意の異変と人々の温もり -
・ルワンダ紀行 (3) - 夢うつつのラマダーン明け - <<
・ルワンダ紀行 (4) - アボガドの思い出 -
・ルワンダ紀行 (5) - 旅を噛みしめて -
・ルワンダ紀行 (6) - 明日のルワンダと -
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2006年05月29日 23:52 |
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