南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
2009年後半から経営難に陥っていた南アフリカ・バレエシアター(SABT)が舞台に戻ってきた。530万ランド以上の支援を受け本格的に再スタート、8月13日からヨハネスブルグでのカルメン公演が始まった。
南アフリカ・バレエシアター(SABT)は、2001年設立のバレエ団。南アフリカ最大規模のバレエ団として、同国のアートシーンをリードしてきた。
同バレエ団は、2009年に、世界金融危機の影響を受け、これまでの支援者の多くの支援を受けられなくなり、経営難に陥った。2009年の後半、同バレエ団は寄付を呼びかけ、当初の目標であった600万ランドには届かなかったものの、530万ランドの寄付を集めた。
同バレエ団の呼びかけに応じて、National Lottery Distribution Trust Fundが265万ランド、ナショナル・アーツ・カウンシルが50万ランドの寄付を申し出た。その他、美術家のウィリアム・ケントリッジなど、世界的に著名な南アフリカ人の支援があった。また、一般からの寄付も多数あった。匿名で、100万ランドもの寄付をしてくれた人もいたという。
寄付金は、舞台の演出、音楽著作権や給与の支払いなど、同バレエ団の中核的ビジネスの運営に利用される。また、ダンサーのためのトウシューズの購入資金にも利用されるという。
同バレエ団は、長期的な資金策として、毎月1口50ランド以上の寄付をしてくれる人を1000人集める「The Hall of One Thousand Stars」を推進。安定的な財源の確保を目指す。
同バレエ団のカルメンは、8月13日から29日まで、ヨハネスブルグのJoburg Theatreにて開催。さらに、同バレエ団は、8月から9月にかけて、西ケープ州のジョージやナイズナへのツアーをする予定となっている。
南アフリカ・バレエシアターへの問い合わせは、電話(+27 11 877 6898)、もしくは公式ホームページにて可能。
▼[地図] Joburg Theatre - 住所: Hoofd Street, Braamfontein, Johannesburg▼
(最終更新: 8月 18 日 21:31)