南アフリカ共和国ケープタウン発カルチャー&ビジネスニュース
ケープタウンに、海洋科学の国際研究センター「ナンセン・ツツ・センター」が開設。南アフリカとノルウェーの両国は、気候変動およびアフリカにおける海洋科学の発展を目的に、相互に連携する。
ナンセン・ツツ・センターは、ナンセン・グループによってケープタウンに開設された国際研究センター。同センターは、海洋学のOla Johannessen教授によって創設された「ナンセン・グループ」の国際研究センターとして、ロシア、ノルウェー、インド、中国に次いで5番目の施設。南半球では初となる。
同センターには、南アフリカの平和運動家デズモンド・ツツさんとノルウェーの科学者・探検家・政治家のフリチョフ・ナンセンさんの名を冠した。また、両者ともにノーベル平和賞を受賞。
ナンセン・ツツ・センターは、南アフリカに近接する3つの海、インド洋、大西洋、南極海を対象に研究。また、ここでの海洋学の研究が、アフリカの環境および気候に対して、海が与える影響について解明する手助けとなることが期待される。
同センターは、ケープタウン大学海洋学部や同じくケープタウン大学の海洋研究機関「MA-RE Institute」、アメリカのプリンストン大学地球科学部、ノルウェーのベルゲン大学など、国内外の7つのプロジェクトと連携。8人の理事は、南アフリカとノルウェーから半数ずつ選出。
同センターの予算は、現在約370万ランド。将来的に1120万ランドにまで拡大する見込み。インド洋や大西洋、南極海に囲まれる南アフリカ周辺では、多様かつユニークな生態系が見られる。同センターの科学的研究が、この生態系の保全のために役立てられることが期待される。
さらに、各プロジェクトと連携して、科学者による共同プロジェクトの推進を計画している。また、交換留学やワークショップなども実施する。
▼[地図] University of Cape Town – 住所: Private Bag X3, Rondebosch 7701▼
(最終更新: 7月 3 日 2:46)